第36回手をつなぐ育成会岡山県大会
第36回(平成27年度)手をつなぐ育成会岡山県大会
平成27年11月8日(日)の午前10時30分から午後15時過ぎまで、第36回手をつなぐ育成会岡山県大会が開催され た。当日は、岡山市で第1回の岡山マラソンの開催と重なり、早朝から交通規制がかかり、しかも小雨模様ということもあり、大会運営に支障が出るのではと心配されたが、無事に 開催することができた。
今回は、一般大会と本人大会とに二分して、一般大会は岡山県総合福祉会館にて310人、本人大会は岡山県天神山ブラザにおいて210人、合計520人の参加により開催。
また、大会の企画運営の全てを県育成会理事が担って行われた。県各地から係員は午前8時に集合し、大会会場、分科会会場の設営と運営、交通案内、受付、弁当配布、記録など、まずまず円滑に実施することができた。
本人大会
一般大会では、午前10時30分の定刻に「手をつなぐ母の歌」を参会者全員で斉唱し、渡邊、田中理事の司会により開会。
一般社団法人岡山県手をつなぐ育成会日下功会長が、県下各地からの参加者と来賓各位への謝意を述べ、今年度の大会が例年の県下各地を巡回するものとは異な り、一般大会と本人大会が別会場にて開会から閉会まで分かれて開催されること、研修を中心とし、県育成会理事が主体となって大会運営を行ったこと、この大 会の開催趣旨として、本年度は障害者総合支援法の3年後の見直しが進められており、来年度より施行される障害者差別解消法などにより障害者へのあらゆる差 別を解消し、障害者の地域福祉と教育の充実と地域の人々と共に生きる課題について、各分科会において熱心な協議が行われることを期待するなどの大会挨拶が 述べられた。
続いて、長年育成会活動に多大な貢献があった保護者、協力者、相談員、学校職員、施設職員42人の皆さんへ県育成会会長から賞状と記念品の授与が行われた。
来賓挨拶として、岡山県保健福祉部障害福祉課長の鈴木健二課長さんから、岡山県の障害者計画素案が先日の審議会におい て協議され、11月13日からパブリックコメントを県民の皆さんから募ることになっていることなど、県の障害福祉施策の一部を紹介すると共に、障害福祉の 推進のためには育成会と の協力が必要であることを述べられ、本大会の盛会を祝い、挨拶とされた。
全国手をつなぐ育成会連合会久保厚子会長からは、社会福祉法人から組織替えをしたが、育成会活動に変化はなく、厚労省をはじめ関係団体との連携も以前同様 であること、育成会は当事者と家族の会であり、育成会の意見は十分に聞き取ってもらっている。全国育成会としては、市町村の育成会の要望を県で集約し、その 集約した各都道府県の要望をまとめて国へ働きかけているので、市町村の育成会活動が大切なのだと訴えられ、来賓挨拶とされた。
時間の関係で来賓挨拶をいただかなかった県特別支援教育研究会延堂雅弘会長を紹介し、岡山県社会福祉協議会会長、平沼・加藤衆議員、小野県議会議長さんの祝電を披露した。
最後に、受賞者を代表して、妹尾宗夫さんから、この度の受賞は今後もしっかり活躍するようにとの励ましと思い、頑張るとの決意が述べられ、謝辞とされた。以上で午前11時には開会か行事が終了し、参加者は4箇所の分科会会場へ移動。
分科会
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