平成27年度地域連絡協議会会長副会長役員懇談会
平成27年度 地域(地区)連絡協議会会長・副会長等懇談会
平成28年3月25日(金) 10:00~12:00
岡山きらめきプラザ7階 706会議室
1 開 会 開催要項
岡山県手をつなぐ育成会日下会長から、先だっての「障害者差別解消法を考える」研修会で、講師の又村さんが市町村に地域協議会を作ることが大切であるの 述べられていた。それぞれで市町村に働きかけていただき、設立に努力して欲しいなどを訴え、地域連絡協議会の活動についても地域の特性でいろいろと課題も あるようなので、十分な意見交換により、今後の活動の活性化になることを期待するなどの挨拶があった。
2 研修・協議
司会を組織委員会の歌川委員長が行い、開始した。
(1) 情勢報告 徳田理事から
・障害者総合支援法施行3年後の見直しについて
配布された資料により、特に注目される点について説明。
・岡山県大会アンケートについて
昨年開催した県大会について当日アンケートを実施したが、その結果についてパワーポイントにより説明。
(2) 地域(地区)連絡協議会の動向について
<各地域の連絡協議会からの報告>
・岡山地区連絡協議会
別紙報告書により説明。 別紙報告書
・井笠地域連絡協議会
・各親の会、相談員など40人で構成。
・警察や西備支援学校への訪問
・研修会二回実施。会長、副会長など役員が中心となってしっかり協議し運営に努力。
・研修内容として相談支援センター専門員から発達障害についてと岡野県副会長から親の立ち位置、教育療育について。
・各育成会の活動報告と情報交換
課題として、入会勧誘。自立支援協議会の構成員と重複
要望として、年金の増額と認定、軽中度障害者の医療費軽減について
・津山地域連絡協議会
・5部会で構成 地域、学校、施設、相談員、小規模事業所
・学校部会では、8中学校区に訪問し療育相談実施。鏡野や久米南町へも。
・啓発活動として、警察へ要望訪問。福山市作成の冊子を参考にスポーサーを募って作りたいが、なかなか実現できず。
7月にパトカーと本人の交流会を開催予定。
・本年1月に津山市長と本人の懇談が実現。一般就労、事業所通所、支援学校高等部生徒によるもの。
・ダイワからの補助金を受けてバスで1日研修を本年度実施した。
・年内に本人と家族と一緒に手品などの交流会を予定。
・年齢差が大きく、意見が異なる中、いろいろと引っ掛かりをもたせて活動している。
・東備地域連絡協議会
・4地域で会長を持ち回りにして活動しているが、赤磐が疎遠に。
・若い人が少なくなっている。子供連れで参加できるような企画を
・本人部会を日曜日に開催し活性化を
・真庭地域連絡協議会
・広大な地域であり、会員数も少ない。
・6支部に別れ、それぞれで活動
・年一回合同で交流会、ゲームや遊び、うどん作りなど
・冬季の積雪や高齢化で集まりにくい現状にある。
・総社地域連絡協議会
・民生委員と社会福祉協議会と密接な連携のもとに活動
・市の人事異動により、福祉のことに未経験の人が多くなっていて困っている。
・警察とは問題ごとに派出所や本署へ出向いて相談しており、よく理解してもらっている。
・真備支援学校ができたが、若い人の関心が薄い。互助制度への加入も難しい。
・相談員が高齢化し、家族の介護などで動けなくなりつつある。
・自立支援協議会などへの親の参加も少なくなっている。先だって倉敷の中尾さんによる高齢化の問題の研修会に親の参加は3人だけであった。
・A型事業所が増えており、親の介入を嫌うので親の出る機会がない。
・発達障害が増加し、施設づくりが進んでいる。このあたりにも近づいていく必要がある。
・勝英地域連絡協議会
・成立して5年になる。当初2年ほど活動が低調であった。
・25年から年一回の総会と研修会を開催。相談員を中心に学校や事業所、行政担当と
・会長任せにしたのを反省している。23日に役員会があり、来年度の活動活性化に向けて協議。
・警察や事業所への訪問啓発に力を入れたい。
・高齢化が進んでいるので、親子で利用できるグループホームの実現を。
・新見地域連絡協議会
・設立して四年になるが会長が体調不良で活動できていない。
・当初はほほえみ広場親の会の池田さんが立ち上げたが、池田さんもいろいろと問題を抱えて交代
・現会長はこれまで親の会と自立支援協議会との連携に力を入れてきたので、継続して頑張るとのこと。
・来年度は啓発活動に努力していきたいとのこと。
・山間地のため、在宅の障害児や障害者への支援に課題がある。
・本人や家族ともに高齢化しており、活動が困難になりつつある。
・倉敷市
・昨年11月に早期に実現したいと表明していた。この3月に理事会で承認を受けて、加盟募集に努力。
・4月に準備会、5月に発介したい。
・本人部会はこの27日に開催予定
・警察、行政への要望活動を行っており、市育成会の会報をお届けすると全派出所まで配布してもらえた。
・高梁市
・親の会と事務局は連絡協議会を立ち上げることに理解はあるが、施設親の会である松風寮、松山事業所、旭ケ丘などが高齢化指定ので参加で きないと言われる。ただ、松山ワークセンターは参加の意向。
・支援学級の親を中心としてミニのグループがあり、育成会活動や互助制度について出向い話すと参加の希望を示す。
・あまり形にとらわれず、コツコツと働きかけてミニの会として進めていきたいと思っている。
・特に発達障害が増えており、支援学級の研修会にも参加して啓発していきたい。
<協 議>
桂木
・岡山市では岡山市育成会のみ行政の窓口で認められている。差別解消地域協議会や自立支援協議会のメンバーは育成会のみ
石原
・岡山市育成会の会員は80歳代から幼児を抱えた若い親まで年代差が大きく開いている。
・これまで、岡大支援学校のPTAが母体で発足して経緯から深い連携がある。
・若い親を対象に親子で参加できるサマースクールを開催。大学のボランティアの協力をえて大学構内で行っている。
・これまで長く関わっていた奥田さんもお子さんが高等部を卒業されるので、支援学校の若い親と交代できることになった。
・先だって、県大会での基調提案で好評の新名さんに講演してもらったが、現在は引きこもりや生活困窮者を対象としており、少し話がずれて、 期待したほどではなかったが、それでも参考になった。
福田
・連絡協議会と岡山市育成会との関係は当初連絡協議会の意義の理解がしてもらえず、いろいろと不都合な点もあったが、現在はそれぞれの役割 が理解でき、円滑な活動ができている。
・高梁のように、これからコツコツと努力していくことが必要であろう。啓発で必要があれば県育成会の幹部が支援を
花房
・連絡協議会の運営が難しいと言われるが、それには会長のやる気、スタッフの適切な選任、役員の協力が必要。
・総社の場合、小川会長が引っ張ってくださり、以前から民生委員、社会福祉協議会としっかり連携して進め合い、それぞれの役員がよく動いて いる。
福田
・各役員のやる気とスキルアップが必要。
徳田
・県北に事業所における虐待事例がある。事業所と家族会との早期の対応と連携が必要。
・全国手をつなぐ育成会連合会からの一口20万円を各県二口募集している。この助成金を使って事業を立ち上げてもらいたい。
予定していた12時となり、散会。