第67回 総 会

平成28年3月25日(金) 13:00~15:40
岡山きらめきプラザ4階401会議室 

1 出席者確認
 高野事務局長から、定数462に対して出席者数88人、委任状175人、合計263人で過半数を超えているので総会が成立したことを報告

2 開  会   開催要項

3 会長挨拶


 日下会長

 岡山県手をつなぐ育成会日下会長から開会挨拶として以下の点を述べた。
・全国手をつなぐ育成会連合会について
 ・一昨年、社会福祉法人を解散し、新たに連合会として再結成して2年経過した。滋賀県育成会に本部を置き、7委員会を7都府県で分担。円滑な運営ができてい   る。本年改選期となる。
 ・順調な運営により2000万円の剰余金ができたので、それを使って地域の育成会活性化のため、各県20万円で二口の事業助成金を交付。応募していただきたい。
・全国手をつなぐ育成会事業所協議会全国研修大会を岡山市にて開催。平成28年9月3日(土)~4日(日)岡山ロイヤルホテル。
 ・2月に千葉市において全国研修大会が開催され、本県育成会と事業所協議会の役員で視察。5分科会で関東地区500人、全国から100人の600人
 ・岡山では3分科会。岡山での実行委員会を組織化。是非参加をお願いしたい。
・綜合支援法の見直しの法制化と差別解消法の施行が4月1日から。
 ・障害者差別解消法を具体化するために、昨年11月に岡山県の地域協議会が設立されたが、県内では4市町村しか設立されていない。しっかり市町村に対して働  きかけをしていただきたい。津山市でも4月から発足の予定。実効性のあるものに。
・本日の総会について、本年度の事業報告、決算見込み案と来年度の事業計画、予算案の審議をお願いする。
 ・本年、赤字となり、このままでいくと10年で積立金を費消してしまうことになるので、財務検討委員会を立ち上げ、健全化を果たす。
 ・来年度の基本方針として
  ・綜合支援法の3年見直し、差別解消法、権利擁護などの全国組織との連携による活動
  ・県第3期障害者計画が策定され、各市町村においても計画が立案されている。これに基づきその実現に市町村としっかり協議を。
  ・事業所協議会全国研修会並びに第37回手をつなぐ育成会岡山県大会(11月27日)の開催の成功を
  ・おかやま福祉互助制度の会員3000人加入実現を

4 来賓挨拶


 鈴木県障害福祉課長

 岡山県保健福祉部障害福祉課鈴木健二課長から来賓挨拶があった。述べたことは以下の通り。
・総会にあたり、育成会のみなさんが地域において知的障害者の支援に対して謝辞。
・岡山県第3期障害者福祉計画について育成会のみなさんや福祉審議会の意見を取り入れて策定したもの
 ・この計画は、障害者のあらゆることを全般的に網羅したもので、平成28年度から5年間で推進されるもの。
 ・ポイントとして4点
  ・現状を分析し、計画完了時の数値目標を設定
  ・障害者のみなさんの安全安心な暮らしと教育・文化・スポーツの推進
  ・障害者差別解消法の具現化
  ・これまでの3圏域を5圏域に。新見・高梁地域と真庭地域を設定。これにより就業・生活支援センターをあたらに設置することができる。
 ・差別解消法について、昨年11月に県の地域協議会を発足。県職員対象の対応要領の策定し、今月初旬に130人の県職員研修会を実施した。
  ・今後、理解啓発が必要。
  ・特に合理的配慮の内容が難しい。本人から障害による社会的障壁の除去の申し出を受けて過重な負担のないよう対応するということであるので十分な理解と協   議が必要。そのためにも市町村に地域協議会が必要不可欠。
 ・障害者綜合支援法施行3年後の見直しの法案概要について。施行は平成30年4月から。
  ・本人の望む地域生活支援。入所、グループホームなどに対する定期的な見守りを新たなサービスに位置づけ。
  ・障害児支援サービスの計画な確保
  ・福祉サービスの質的な向上

5 議長並びに議事録署名人選出
 高野事務局長より、事務局案を提示。議長に桂木理事、議事録署名人に歌川、渡邊理事を推進し、全会で同意。

6 議  事


 議長 桂木理事

 (1) 第1号議案 平成27年度事業報告(案)並びに平成27年度損益計算書見込(案)
   ・岡山県手をつなぐ育成会関係      
   ・おかやま福祉互助制度関係
 (2) 第2号議案 平成28年度事業計画(案)並びに平成28年度損益計算書(案)
   ・岡山県手をつなぐ育成会関係
   ・おかやま福祉互助制度関係
 それぞれの議案のうち、育成会関係は高野事務局長から、福祉互助制度関係は岡野副会長から提案説明。

 質疑として
Q 積立金はどのくらいあるのか。互助制度の会員数3000人以上の目標が達成されるとどのような利点があるのか。
A 積立金は約2000万円弱。会員数が3000人以上確保できると損害保険料がやすくなる。
Q 役員報酬並びに給料手当が、各事業ごとに分かれていて分かりにくいが。
A 一般社団法人への移行に際し、県からの指導により、各事業ごとに人件費を計上するように指示があり、業務量を定め按分して計上している。これを改めるわけ  にはならない。
 第1号並びに第2号の議案はいずれも全会一致で承認。

 (3) 第3号議案 第37回手をつなぐ育成会岡山県大会について
  高野事務局長から開催案について、説明。
  ・開催日は平成28年11月27日(日) 一般大会は県綜合福祉会館 本人大会は県天神山文化プラザにて
  ・一般大会の午前中に記念講演として久保会長を。午後の分科会は3分科会とする。
 (4) 第4号議案 総会の開催について
  岡野副会長から説明。
  ・経費節減と、他団体の傾向から、総会二回開催を5月の定期総会のみとしたい。理事会は年4回で変更しない。
  ・定款の変更も必要なく、県からも同意を受けている。

 質疑として
Q 会員によっては、個人会員と団体代表と兼ねていることが分かりにくいが。
A この規定については以前の総会でも意見があり、組織委員会でも検討事項になっているので、猶予いただきたい。
Q 総会が一回となるとますます出席者が減少するのではないか。
A 午前中に研修会を開催するなど、出席者を増やすための工夫をしたい。
 以上の協議の後、第3号と第4号議案も全会一致で承認。

7 その他          報告関係配布資料
 (1) 専門委員会の報告


 歌川組織委員会委員長

 宮川広報・調査委員会委員長

 福田組織委員会委員長
 

   組織、広報・調査、権利擁護委員会委員長から報告があッた。
 (2) 情勢報告
  ➀ 全国手をつなぐ育成会連合会会長・事務局長会議、行政説明会より
  ➁ 岡山県の動向について
 (3) 育成会中国四国大会並びに全国大会について
 (4) 平成28年度全国事業所協議会全国研修大会・岡山県大会について
 (5) 平成29年度国家予算要望について
 高野事務局長並びに岡野副会長から説明。

8 報告並びに連絡事項
 (1) 会議・行事等
   米 第141回 理 事 会  3月15日(火)
  米 第25回おかやま福祉互助制度運営委員会  3月15日(火)
  米 第67回 総  会  3月25日(金)
  米 地域(地区)連絡協議会会長・副会長等懇談会  3月25日(金)
  米 専門委員会  4月25日(月)
  米 監 事 会  5月12日(木)
  米 第142回 理 事 会  5月17日(火)
  米 第26回おかやま福祉互助制度運営委員会  5月17日(火)
  米 第68回 総  会  5月26日(木)
  米 岡山県知的障害者相談員協議会理事会  5月23日(月)
  米 岡山県知的障害者相談員協議会総会・研修会  6月13日(月)
  米 本人の会代表者会  6月26日(日)
  米 小規模事業所協議会総会・研修会  6月16日(木)
 (2) 大会等の予定
  米 第16回岡山県障害者スポーツ大会開会式                5月 8日(日)
  米 第3回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会(神奈川大会・横浜市)    7月 2日(土)~ 3日(日)
  米 平成28年度全国事業所協議会全国研修大会・岡山県大会        9月 3日(土)~ 4日(日)
  米 第5回手をつなぐ育成会中国・四国大会(山口大会・萩市)        9月24日(土)~25日(日)
  米 第37回手をつなぐ育成会岡山県大会(岡山市)             11月27日(日)
  米 岡山県総合社会福祉大会                      10月12日(水)

9 その他

10 閉  会


 中島副会長

 中島副会長から閉会挨拶として、慎重審議していただき、議案を承認くださり感謝。会長からの基本方針並びに県の鈴木課長の説明を参考に みなさんからの意見をお聞きしながら今後進めてまいりたい。専門委員会の報告や午前中の地域連絡協議会懇談会の熱心な協議など有意義であった。会計が厳し いので、入りは大きな袋に出は小さい袋に、そのためにも会員増加の努力をしてまいりたいなどの挨拶があり、閉会。