第68回 総 会

平成28年度の定期総会が、岡山きらめきプラザの301会議室において13:00~15:30まで開催された。 総会開催要項

1 出席数確認
 高野事務局長から、会員数342に対して本日の出席数102、委任状186で288であるので、総会が成立していることを報告

2 開  会

3 開会挨拶

 一般社団法人岡山県手をつなぐ育成会日下 功会長が、開会挨拶として、まず熊本地震の被災者に対してお見舞いと早い復興を、会員には義援金の協力を訴え た。次に、総合支援法の3年後の見直しの提言が昨年度にあり、その中で本人が望む地域生活の実現、常時介護を必要とする人への対応、障害者の社会参加の促 進などがまとめられ、平成30年度には実現を目指すとのことである。本年4月からは差別解消法が施行されたが、法の制定ですぐ実現できるものではなく、具 多元化されるためにも本県育成会としては市町村に地域協議会の設置を求める運動を行っている。また、本年度は二つの大きな大会を実施する。一つは全国手を つなぐ育成会連合会傘下である事業所協議会全国研修会がこの岡山市で9月3~4日に開催される。もう一つは11月27日に昨年度の会場で岡山県大会を行 う。いずれも多くのみなさんの参加をお願いしたいと述べられた。

4 来賓挨拶

 岡山県障害福祉課竹田人士課長から、熊本地震の支援で県からも保健師、栄養師などの派遣、岡山県第3期障害者福祉計画(だれもが輝く岡山スマイルプラ ン)やアイサポート運動などについて説明。これらを推進するためにも岡山県育成会の協力が不可欠と訴えるとともに育成会の発展を祈念して来賓挨拶とされ た。

 次に、岡山県知的障害者福祉協会水舟 稔会長からは、県育成会の施設家族会には大変協会に対してご協力をいただいていること、ずっと以前は障害のある人 たちも地域で暮らしていたが、核家族化や地域組織の弱体化などにより障害のある人たちが主に公的制度の元に暮らすようになったが、これも何度とない改革と 今後の先行きに不安を覚える。育成会との連携により障害のあるみなさんの暮らしをしっかり支えていくようにしたいと述べ、挨拶とされた。

 この他に、来賓として岡山県特別支援教育研究会佐々木康二会長並びに岡山県特別支援学級設置学校長協会濱本琢也会長の紹介と祝電披露し、開会行事を終了。

5 説  明              

 岡山県障害福祉課吉田郁夫総括参事から、障害者差別解消法とアイサポート運動について、資料を元に説明があった。障害者差別解消法について県並びに市町 村行政職員の研修を実施したが、まだまだ周知ができていないので、県としてしっかり啓発したいということと、アイサポート運動の啓発のため企業を訪問して いることなどについて説明があった。
     配布資料

6 議長並びに議事録署名人の選出
 高野事務局長から、事務局案を提示し、原案通りで承認され、議長として福田耕治理事、議事録署名人として荒井幸治、田中美保子理事が選出された。

7 議  事

(1) 第1号議案 平成27年度事業報告並びに決算報告について   第1号議案資料
  ・一般会計
  ・おかやま福祉互助制度会計
  ・監査結果について
  ・平成28年度損益計算書修正について
 一般会計は、高野事務局長、おかやま福祉互助制度会計は岡野副会長、そして監査報告は秋山博敬監事から報告。議長より質疑を問うがなく、全会一致で承認
(2) 第2号議案 手をつなぐ育成会岡山県大会開催について    第2号議案資料
 高野事務局長から、提案。これも質疑なく全会一致で承認。
(3) 第3号議案 おかやま福祉互助制度の規約改正について    第3号議案資料
 岡野副会長から、運営委員並びに審査委員の任期開始時期を6月1日にするという改正案を説明。質疑なく全会一致で承認。
 その他の案件もなく、福田議長により議事を終了する。

8 報告並びに連絡事項
公益目的支出計画実施報告                  
「熊本県、熊本地域震災」義援金について
・財務検討委員会について
全国手をつなぐ育成会連合会、県、国への要望について
・第3回手をつなぐ育成会連合会全国大会(横浜市)について
第5回手をつなぐ育成会中国四国大会(萩市)
平成28年度全国手をつなぐ育成会連合会全国事業所協議会全国研修大会岡山県大会について
・平成28年度表彰候補者の推薦について(岡山県手をつなぐ育成会会長表彰)

9 閉会挨拶

 中島知子副会長から、ご多忙中出席していただいたこと、分厚い議案の審議と議決へのお礼を述べ、また十分に要望などを協議できなかったことへのお詫びと今後の会員数増強など育成会活動への支援をお願いし、閉会挨拶とされた。