第二日 全体会・一般大会
28日(日)の午前9時からくにびきメッセの大ホールを仕切った2つの会場で一般大会と本人大会が開催された。
手をつなぐ育成会母の歌を参会者一堂で斉唱し、物故者の黙祷を捧げた後、開会行事がはじめられた。
まず、全国手をつなぐ育成会連合会久保厚子会長と地元島根県手をつなぐ育成会室崎富恵会長の開会あいさつに続き、島根県知事溝口善兵衛氏と松江市長松浦正敬氏の歓迎挨拶があった。
つづいて、全国手をつなぐ育成会連合会長表彰と中国四国大会会長表彰が行われた。岡山県からは全国表彰として倉敷市茶屋町手をつなぐ親の会会長小川國恵 さん、中国四国大会会長表彰として真庭市手をつなぐ親の会会長芦田郷一さん、早島町つばさの会会長佐藤寛子さんと備前市手をつなぐ親の会理事今吉秀子さん が受賞された。
来賓挨拶としては、厚労大臣代理として官房長蒲原基道氏、文科大臣代理として特別支援教育課長井上恵嗣氏、参議院の衛藤・山本両議員が挨拶された。
開会行事を終了後、記念講演として厚労省官房長の蒲原基道氏により「障害保健福祉施策の動向」と題して、たくさんの資料の中から抽出して、障害福祉のこれまでの制度の流れと今後どのような方向で進むのか、説明があった。
記念講演に続いて、全日本の久保会長から中央情勢報告があり、昨日、社会福祉法人解散の認可があり、正式に解散が認められたことと去る7月24日から連 合会組織として発足したこと、これまでの活動を継承するため、東京、兵庫、大阪、静岡、岩手などの都府県育成会に分担して滞りなく活動をおこなっているこ と、将来的に一般社団法人から公益社団法人を目指すなどの報告があった。
中央情勢報告の次には、一般大会と本人大会の決議案が読み上げられて、全会一致で承認。
続いて、名古屋市手をつなぐ育成会の仁木会長から次期開催地の案内があり、全日程を終了した。