平成27年度第36回手をつなぐ育成会岡山県大会 本人大会

 これまで、本人の大会は県大会の分科会の一部として開催されていたが、本年度からは最初から最後まで別会場の岡山県天神山文化プラザで開催された。しかも、準備から運営まで本人たちが中心で行われた。

 会場、受付、文化会場の設営、また、案内や受付も支援者の支援を受けながら行った。

 午前10時30分から津山市の「なかまあず」と「浅口本人の会ハッピースマイル」によるアトラクションがステージで披 露された。このアトラクションは、「なかまあず」のみなさんが、美作大学の学園祭でのステージ発表に参加した時のもので「勇気100パーセント」と 「Happiness音頭」の二曲を「浅口本人の会ハッピースマイル」のみなさんと一緒に歌ったり踊ったりしました。

 午前11時から開会式が行われた。「なかまあず」の二木正義さんの司会により、まず大会実行委員長である岡山ももの会の高畑朝子さんと岡山県
手をつなぐ育成会の岡野茂一副会長さんからの大会挨拶があった。続いて表彰が行われ、14人の本人の皆さんがステージに上がり、お一人ずつ岡野副会長さんから、賞状と記念品が授与された。
 来賓として臨席いただいた岡山県知的障害者福祉協会の宮本 勇副会長さんと岡山県特別支援学級設置学校長協会の濱本琢也会長のうち、宮本副会長にご挨拶をいただいた。

 開会式と表彰式の後、午後11時20分から12時まで、全体研修が行われた。テーマは「お金の使い方と管理」というこ とで、講師は岡山県立岡山支援学校の寄宿舎指導員の山本 茜さん。昨年、大学の卒業論文として岡山県下の本人さんの調査されたことを元にお話いただいた。 「給料や小遣いの楽屋管理の仕方」「趣味や自由な時間の過ごし方」「自由な時間にお金をどのようなことに使っているか」「趣味の満足度」などのお話であっ た。
 午前12時から午後1時まで、昼食。弁当の配布も本人の皆さんが行った。
 午後1時からは、「話し合い」「レクレーション」「社会見学」の3つのグループに分かれて参加した。

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