平成29年度 第70回 総 会
平成29年度の定期総会が、岡山きらめきプラザの301会議室において13:00~15:25まで開催された。 総会開催要項
開会前に日下会長から、北野博史新事務局長の紹介があり、続いて、北野事務局長の司会により開会された。
1 出席数確認
北野事務局長から、会員数350に対して本日の出席数101、委任状186で283であるので、総会が成立していることを報告
2 開 会
3 開会挨拶
一般社団法人岡山県手をつなぐ育成会日下 功会長が、虐待防止法、差別解消法の施行とアイサポート運動などが県下で推進されている。地域連絡協議会にお いても各地域において啓発活動を進めておられると思う。平成30年には総合支援法の見直しにより障害者の生きがいのある生活の実現ということで各種の施策 が実施され、その一つとして芸術活動の支援も行われるようになる。また、12月3日には玉野市において第38回県大会が開催される。本人大会も本人たちの 企画運営で三年目となり一層充実が図られることと思う。福祉互助制度については、3000人の加入を目指したいなどの本年度の方針について述べ、開会挨拶 とされた。
4 来賓挨拶
岡山県障害福祉課竹田人士課長から、日頃の育成会活動に敬意を表明。「晴れの国イキイキプラン」四年間の計画が本年度から実施。障害者については、アイ サポート運動、就労支援、サービス基盤整備などの推進、芸術面ではキラ星アート展などの促進、障害者への相談支援活動も育成会活動とも連携してイキイキ岡 山の実現を図りたいとの来賓挨拶があった。
次に、岡山県知的障害者福祉協会水舟 稔会長からは、県育成会の協会に対してご協力をいただいているこ とに謝意を述べ、障害者自立支援法が成立して10年となり、その間政権交代もあったが、障害福祉サービスも整備され着実に進展してきた。昨年の相模原事件 により、県内の施設にも脅迫電話などがあり、以前のその傾向は続いている。障害者に対する偏見差別が強く残存している傾向があるので、これらを払拭させる ために育成会と連携して啓発活動の推進に努めていきたいとの来賓挨拶があった。
この他に、来賓として岡山県特別支援学校長会の有本明彦会長の紹介と祝電披露し、開会行事を終了。
5 議長並びに議事録署名人の選出
北野事務局長から、事務局案を提示し、原案通りで承認され、議長として村上三子理事、議事録署名人として田中美保子理事と近藤有加子理事が選出された。
7 議 事
(1) 第1号議案 平成28年度事業報告並びに平成28年度損益計算書について
・岡山県手をつなぐ育成会関係 育成会事業報告 育成会損益計算書等資料
・おかやま福祉互助制度会計 福祉互助制度事業報告 福祉互助制度損益計算書と監査報告
・監査結果について
岡野副会長から提案説明、そして監査報告は秋山博敬監事から報告。議長より質疑を問うがなく、全会一致で承認
(2) 第2号議案 平成29年度事業計画並びに平成29年度損益計算書について
・岡山県手をつなぐ育成会関係 育成会事業計画 育成会損益計算書
・おかやま福祉互助制度会 福祉互助制度事業計画 福祉互助制度損益計算書
岡野副会長から提案説明。これも質疑なく全会一致で承認。
(3) 第3号議案 第38回手をつなぐ育成会岡山県大会(玉野大会)について 第3号議案資料
(4) 第4号議案 役員改選について 役員改選案
岡野副会長から提案があり、これも質疑なく全会一致で承認。
ここで臨時理事会が開催され、その間に退任する徳田、物部理事から挨拶があった。
間もなく臨時理事会も終了し、議事が再開され、代表理事として、日下、中島、岡野理事が引き続き就任することが発表され、合わせて新理事監事を代表して日下会長より、新任挨拶があった。
その他の案件もなく、村上議長により議事を終了する。
8 報告並びに連絡事項
・公益目的支出計画実施報告
・専門委員会報告
歌川組織委員長、宮川広報・調査委員長、福田権利擁護委員長のそれぞれから報告があった。
権利擁護委員会報告
・行政報告について
去る3月に開催された行政説明会の資料の一部についての紹介があった。 配布資料
・第29年度表彰候補者の推薦について
岡山県手をつなぐ育成会会長表彰 提出期限 6月30日 7月14日理事会で審議予定。
・療育相談について
育成会で実施している療育相談の利用が減少しているので、利用の促進を以来。 配布資料
・ヘルプカードについて
岡山県で障害のある人が不慮の事故などに遭遇した場合の補助となるカードの紹介。 配付資料
9 閉会挨拶
中島知子副会長から、ご多忙中出席していただいたこと、全ての議案の審議と議決、議長さんと退任理事へのお礼を述べ、 北野新事務局長また新理事監事のみなさんとともに新たな育成会活動に頑張りたい。「手をつなぐ」700号の中で全国連合会の久保会長さんが述べられている 「共に支え合いながら、課題の解消のためにみんなで考え、みんなで運動する育成会活動が必要です。『一人はみんなのために、みんなは一人のために』という 言葉がありますが、お互いが気兼ねなく何でも話せて、理解してくれる仲間がいることが大切です。お互いに支え合い信頼感を持てる活動です。みんなが信頼感 を持って、前に進むことが大切です。そして何よりも大切なことは、障害のある人の気持ちに寄り添った権利擁護の視点です。権利擁護が育成会活動の中心とな ります。」を引用し、これが育成会活動の原点ではないかと思うと述べられ、本会活動について、今後ともご理解とご協力をお願いし、閉会挨拶とされ、予定時 刻前の3:25に散会。